▼・ⅴ・▼さま専用株系メモ帳

株利益累計10億円以上あるはずなのに、先物(主に株先)大損で、お金があまりない(つT)

低位株神話?低位IPO株編?

 

基本的に、低位IPO株はそうでない株に比べ比較的値持ちがいい(公開価格より上)

のではと感覚的に思ってたのですが、実際そうであるかコロナ前後の2020年からの

ものを調べてみました。正確に見るには低位以外も調べて比較しなければならない

のですが、面倒なのでそれは他の人(社?)におまかせします。

 

まず低位株の定義をどうするかですが、300円の株価は低位株と呼べることに異議

は少ないと思います。で、株価の値幅制限では200~499円が同じ上限値幅となって

います。また近々撤廃の上場株の望ましい最低投資額が5万円~となっていたことと

あわせて、500円未満とすることします。

 

結論から言いますと、やはり低位IPO株については、公開価格に対しては下値

硬直性があると言えます。(注意:公開価格に対してであり初値ではありません)

 

●2020年以降かつIPOから1年以上(9/1現在)経った低位IPO銘柄は12銘柄でした。

●参考までに1年未満のものは5銘柄でした(以後参考銘柄と呼びます)。

 

 

2020年以降かつIPOから1年以上(9/1現在)経った低位IPO銘柄(12銘柄)で

IPOから1年以内に公開価格を下回った株価をつけた銘柄は3つ。

(他は今年9/1までの時点で上場来安値も下回っていない)

(1年間のうち下回った期間は、ホームポジが1日、ステラファーマが累計1月程度

で、モイは長いとはいえ1年のうち半分以下)

IPOから1年後の株価が公開株価を下回ったのはモイ1銘柄のみ。

 

2022年の参考銘柄を足した15銘柄で、

IPOから1年間のうち半分以上を公開価格を下回った銘柄はない(2022年参考銘柄

も確定)。

 

参考銘柄も全て含めた17銘柄で、

●公開価格から半値に下落したことがある企業はない。

(一番下落した株価をつけたのはステラファーマで-35.7%)

 

一部の大型株以外もPTSなどで小数点以下の値段がつくようになり、以前ほど

低位株の値幅感覚はなくなったとはいえ、まだまだ低位株には数字の魔力という

ものはあると言えそうです。

上場株の望ましい最低投資額撤廃で、低位IPO株は増えますかね?